『外国人から見た日本』というテーマで、3人の講師を招き講演会を行った。 | |
講師1:馬 恵亜さん 中国、西安出身、在日歴20年 日本に在住して永いので、中国に帰ったときに『日本人になっている』とよく言われる。中国人ははっきりものを言うが、日本人はあいまいな表現をよく使う。スーパーマーケットでのエピソード:『このじゃがいもかわいすぎるね』と言って買わなかった人のケースは、小さすぎて剥くのが面倒だという意味がわからなかった。外国語を学ぶ上で重要なのは、良く聞き、良く使う事。中国語と日本語で同じ様な発音となるものは、宇宙、愉快、安全などがある。 |
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講師2:キルク ミハエルさん ロシア、ウラジオストック出身 在日歴20年 ロシアには方言がない。エカテリーナ2世の時代に、中央にいる人間が少しずつ東方へ移住して全国を統治し、言葉についても統一した。日本に最初に来た時、道路などのインフラが良く整備されているのには驚いた。列車の運行もすごく正確。日本人は集団主義で個人の意見をはあまり出さないと思う。 |
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講師3:マシュー ネルソンさん アメリカ、ミネソタ出身 在日歴4年
アメリカでは最近、衣食住愛という言葉がよく使われる様になった。相手を思いやる事が大切。外国語の学習については、言語は手段で、目的はコミュニケーション能力を高める事が重要。日本人は、ちょっと見たものや聞いたものなどの限られた情報で判断する思い込みや、固定観念がある。 |
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講師3人に日本人の良い点、悪い点を質問したところ下記の答えがあった。 ・良い点:約束を守る。元気。歴史がある。 ・悪い点:外国人に対する偏見(アパート入居拒否、温泉入浴拒否、等)。 海外という言葉:日本以外は皆同じと考えている? |
参加者全員で記念撮影 ![]() 今後も外国人による講演会を定期的に開催しますので、ぜひお越し下さい。 次回は、2012年2月18日(土)10:00からです。お楽しみに! |