◇外国人ゲストによる講演会 (令和7年7月6日(日) 13:30~15:00)

◇外国人ゲストによる講演会 (令和7年7月6日(日) 13:30~15:00)

今回ゲストでお迎えしたのは安芸府中高等学校で外国語指導助手をされているテネシー州メンフィス市出身のサラ・フォーツさんでした。演題は「日本での旅 ーこの2年でー」、この講演会には会員、非会員合わせて32名の参加がありました。まず、出身地について触れられビール通り、ミシシッピ川、国立公民権博物館、キング牧師などを紹介されました。次に、日本に来られた理由を述べられました。その理由として、友達に日本に行くことを勧められたこと、日本語を習うことに興味があったこと、以前日本を訪れたことがあったことを挙げられました。日本に滞在されて感じていることを二つ取り上げられました。一つは東京と広島の違いでした。東京は公共交通機関がよく発達していて、楽しめることが沢山あるが、人が多すぎるなどがありました。一方、広島は土日を除けばそんなに混雑することはなく、公共交通機関は発達しているが東京ほどでなく地震は少ないなどを示されました。もう一つは、日米における学校生活の違いでした。米国では授業は話し合いが中心であり、休暇には宿題は無く、公立高校では制服が無いなどがありました。一方、日本ではテストを中心にして進んでいく授業で、体育祭、文化祭、先輩・後輩関係、教室清掃などがあると指摘されました。しかし、日米の学生は本質的に同じであることを付け加えられました。この後は、合衆国についてのクイズを14問出されました。「合衆国で一番長い川は?」「テネシー州の州都は?」「合衆国の公用語は?」などの問題をペアになった参加者の皆さんは相手と話し合いながら楽しそうに回答されていました。最後は質疑応答でした。参加者からの質問が次から次に出て活発な質疑応答となり、ゲストのサラさんとの交流が深まる貴重な時間となりました。

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