◇外国人ゲストによる講演会(令和8年7月5日(日)13:30〜15:00)

◇外国人ゲストによる講演会(令和8年7月5日(日)13:30〜15:00)

インドからのゲストは、廿日市野村病院で介護士(特定技能 介護)として勤務するプンバ・ラク・サムヨタさん。持ち前の日本語の実力(日本のアニメが好きでたくさん見ていたら話せるようになったらしい)で、自力で日本の病院での雇用機会を得た彼女だが、英語もとても流暢でプロジェクタートラブルがあったにも関わらず、物おじせず堂々とプレゼンテーションしていただき、感謝に堪えない。
彼女の出身地は、インド北東部マニプール。紅茶で有名なアッサムの近郊にあり、ミャンマー隣接の町である。そのため東アジア寄りの顔貌で、一見インドとは想像がつかない。彼女が今回の講演を「The hidden jewels of North-East India」と題するように、我々が想像する「The インド」とはかけ離れた、インドの奥深い内容であった。民族の多様性を感じさせる伝統色の赤と黒の色使いは、伝統衣装・布・アクセサリーに留まらず、ポットやお皿など、日用品の中にも溶け込んでいる。自然素材を用いた家屋や楽器、ロマンティックなロミオとジュリエットを思わせる昔話など、幅広く紹介いただいた。
インドは14億人を抱える広大な国だ。成長著しく、若い人たちが多いため、活気に満ちている。その一方で、本来は地理的、文化的な違いがあるが、戦争や統治時代の影響等で、現在インドとなっている地域もまた存在することを感じさせられた。混沌とする状態でも、多くの民族が自分たちなりの伝統や文化・宗教等を大切にし、未来へと向かう道、世代を超えて守っていくものを葛藤しながら生き抜いている。その力強さに、励まされる思いがした本講演であった。

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