放課後子供教室「国際交流教室」(令和5年11月~令和6年2月)
当協会会員でスリランカ出身のニルカさんご一家が、府中町教育委員会社会教育課が主催する放課後子供教室推進事業における「国際交流教室」の講師を務められました。11月~2月までの水曜の放課後、町内5校の小学校を回り、各校でおよそ1時間、十数人の児童に自国スリランカについての授業をしてくださいました。プロジェクターを使ってさまざまな写真を見せてもらい、スリランカの紹介をしてもらいました。
子供たちは日本とは大きく異なる気候や文化、食物、生息する野生動物に興味津々で熱心に聞き入っていました。スリランカはセイロンティーで有名でスリランカ原産の茶葉がキリン午後の紅茶に使用されているそうです。スリランカで最も多くの人が使用している言語シンハラ語であいさつも教わりました。
授業の最後にニルカさんから「世の中にはいろいろな人がいます。国、言語、考え方、肌の色など、みんな違ってみんないい!世界は一つの社会です。互いに理解する努力や心が大切です。」という重要なメッセージを頂きました。私たちも様々な国の人たちとお互いを尊重して生活していきたいものです。
帰り際には、習ったばかりのシンハラ語で「ボホマストゥーティー(ありがとう)」「ネワタハムウェム(さようなら)」とあいさつをして今回の国際交流教室は終了しました。